しかし凝った構造があだとなり車両価格23万6250円! もはや50ccの原付バイクというイメージじゃなくなってしまった。当然ながら販売台数も低迷。ホンダとしちゃ「やっぱり高すぎたのね」。安くなければ売れない時代です。そこで新型の開発にあたり、日本での生産や部品調達をあきらめた。
中国の『新大洲本田摩托有限公司』で生産。日本に輸入することにした次第。結果、4万8300円も値下げし、18万7950円になった。約20%の値下げだから大きい。もちろん機能的には勝るとも劣らず。低中速トルクを重視した新開発のロングストロークエンジンを採用。ホイールベースも延長している。
とはいえ「原付に20万円近く出す気になれない」という人だって少なくない。加えて日本の工場が無くなれば、遠慮なく海外工場のモデルを持ってくることだってできる。先日インドで発表した『ドリーム・ユガ』なんか110ccエンジン搭載で6万7千円! 日本に持ってきて9万8千円くらいで売ったらインパクト大。
というか、そういったビジネスをしない限り2輪車の将来などない。エントリーレベルで若いユーザーからソッポを向かれたら買う人が育たないですから。もちろん安価な海外工場製のバイクが入ってくれば、日本でのバイク生産は完全に立ち行かなくなる。こらもう日本の政府(政治家を選んだ国民)の選択なのでやむなし。
ヤマハの『もえぎ』は125cc
客観的に考えれば前回の東京モーターショーに出展されたヤマハ『もえぎ』のようなモデルをタイあたりで生産し、10万円ソコソコで売ったら2輪大復活もあると考えます。私など1秒も迷うことなく買っちゃいます。すべてのジャンルに起死回生の一手が残っているんじゃなかろうか。諦めちゃいけません。
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